ご あ い さ つ

 県内の私立幼稚園は公的教育を担いながらも私学の独自性を発揮し、幼児期の特性を踏まえ、環境を通して行う幼児教育を展開しています。そのために、教師主導による一方的なかかわりではなく、幼児が自ら活動できるように教師が援助するという教育方法をとっています。

 周りから見ると、教師は幼児と一緒に遊んでいるだけに見えるかもしれませんが、教師は幼児との信頼関係を十分に築き、幼児一人一人が発達に必要な体験が得られるように配慮しながら、安心して周りの友達とかかわることができ、人とかかわる力が育つように、さらに幼児が偏りなく多様な活動ができるように事前に教具教材を準備し、幼児一人1人の行動の理解と予想に基づき、計画的に人的・物的・空間的環境を構成しています。

 こうした教師の力に支えられながら、幼児期の自発的な活動としての遊びは、心身の調和のとれた発達の基礎を培う重要な学習で、連続してその後の学びが豊かになります。幼稚園の「遊び」と小学校の「国語」や「算数」などの学びとは、一見何のつながりもないように見えるかもしれませんが、幼児は幼稚園で様々な活動を通して、言葉が豊かになったり、自然の美しさや不思議さに気付いたりするなどで、幼児期の経験が義務教育及びその後の教育の基盤となっています。

 教育基本法、学校教育法等の改正をうけて平成20年2月15日に公表された新幼稚園教育要領案では「幼稚園教育の基本に基づいて展開される幼稚園生活を通して、生きる力の基礎を育成するよう(中略)努めなければならない。」と目標が明確化されたほか、幼稚園における教育課程終了後の預かり保育の留意事項や、子育ての支援の具体的な活動が例示されました。子育ての支援では、平成19年4月から制度の枠組みを越えた新たな仕組みとしてスタートした認定こども園と共に、家庭及び地域のセンター的な役割を果たしながら、私立幼稚園は親も子も共に育つ場となることを目指しています。

 お気付きの点やご質問などありましたら、事務局までお問い合わせください。今後とも、どうぞよろしくご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

社団法人 群馬県私立幼稚園協会   

会  長  原  徳  明   

 

 










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